鼠径ヘルニア手術の流れ|診察から手術当日までのポイントを解説

こんにちは!今回は 鼠径(そけい)ヘルニアの手術までの流れ について詳しく解説します。

「診察では何を聞かれるの?」
「手術までにどんな準備が必要?」
「手術当日はどう過ごせばいい?」

こういった疑問をお持ちの方に向けて、初診の流れから手術当日までの大切なポイント を分かりやすく説明します!


🔹 診察の流れ

鼠径ヘルニアの診察は、1回目で問診・検査を行い、2回目で手術を実施する 形が一般的です。
当院の場合も、以下の流れで進めています。

1️⃣ 初診(問診・診察)

まずは、患者さんの症状やこれまでの病歴を詳しくお聞きします。
具体的には、以下の点について質問します。

いつから症状があるのか?
痛みはあるか?(動いたとき、押したときなど)
膨らみは指で押すと引っ込むのか、常に出ているのか?
過去にかかった病気や、手術の経験はあるか?
現在服用している薬や、アレルギーはあるか?
喫煙・飲酒の習慣は?
仕事や生活環境に制限があるか?(重い荷物を持つ職業など)

🩺 実際に患部を診察し、鼠径ヘルニアかどうかを確認します。
患者さんの多くは 立っているときや歩行時に足の付け根が膨らむ という特徴的な症状があります。
また、寝ると膨らみが引っ込む場合が多い ですが、症状が進行すると 常に膨らんだままになる(戻らない) こともあります。

⚠️ まれに、想定していない他の病気が隠れていることもあるため、慎重に診察を行います。


2️⃣ 手術前の検査

手術が必要と判断された場合、安全に手術を受けられるか確認するための検査 を行います。

🔍 実施する主な検査
血液検査(感染症・貧血・肝機能・腎機能などをチェック)
尿検査(腎臓の状態や糖尿病の有無を確認)
心電図(心臓に異常がないかチェック)
胸部レントゲン(肺や心臓の状態を確認)
呼吸機能検査(全身麻酔に耐えられるか確認)

💡 もし検査で異常が見つかった場合は、別の病気の治療を優先するか、手術を延期することもあります。
その場合、患者さんと相談のうえ、最適な治療計画を立てます。


🔹 手術前の準備

手術を安全に受けるためには、食事・水分・服薬についてのルールを守ることが重要 です!

1️⃣ 手術前日の注意点

夕食は22時までに済ませる(それ以降は食事NG)
水分摂取はOK(お水・お茶・スポーツドリンクなど)
手術前日夜に、主治医の指示に従って薬を服用


2️⃣ 手術当日の注意点

朝6時以降は水分摂取も禁止(絶食・絶飲)
朝の服薬については、主治医や麻酔科医の指示に従う
糖尿病の薬(血糖値を下げる薬)は特に注意が必要
車・自転車の運転は禁止(家族の送迎 or 公共交通機関を利用)

📌 当日に持参するもの

  • 診察券・健康保険証
  • 現在服用している薬
  • 手術の同意書
  • 必要に応じて 弾性ストッキング(血栓予防)

📌 服装について

  • 着脱しやすい服装で来院
  • ネイル・メイクは落とす
  • 指輪・ネックレス・ピアスなどのアクセサリーは外す
  • コンタクトレンズ・入れ歯も必要に応じて外す

💡 これらの準備をしっかり行うことで、スムーズに手術を受けることができます!


🔹 まとめ

診察では症状の確認と、鼠径ヘルニアかどうかの診断を行う!
手術前には血液検査・心電図・レントゲンなどで安全性を確認!
手術前日の夜22時以降は絶食、水分はOK(朝6時以降は水分もNG)!
当日は指示に従って服薬し、車の運転は禁止!
手術当日に必要な持ち物や服装を事前に準備!


🔹 最後に

鼠径ヘルニアの手術は、適切な準備と術後の管理をしっかり行えば、安全に受けられる手術です。
スムーズに手術を進めるために、事前の準備をしっかり行い、疑問や不安があれば医師に相談しましょう!

💡 「鼠径ヘルニアかもしれない?」と感じたら、早めの受診をおすすめします!